行き過ぎたクレームにあったときのために

お客様相手の仕事であれば、毎回ではなくても常に背中合わせだと言っても過言ではないのがクレーム被害です。
近年はあらゆる方法を駆使したクレームによる被害も多く、ニュースでも取り上げられています。

小さな失点をチャンスとばかりに逆手に取り、過剰な演出を装ったその多くのクレーマーは、会社や店舗に損害を与えることが考えられます。
突然訪れる悪質なクレーム被害に対応しきれず、相手の思う壺にハマり、ストレスによる心労で悩みを抱える人も後を絶ちません。

しかし、クレーム処理は商売をしている以上避けては通れない道であり、ここは社員全員が気持ちよく仕事をするためにもしっかりと対策をしておく必要があります。
まずはクレーマーが来た場合は、応対した人がクレーム内容を記録に残し、社内全員で閲覧できるように共有するなどしておきましょう。
そうすれば、次回再び同一人物が訪れた時の対処がしやすいでしょう。
また、クレーマーだと判断した時点で単独で対応せず、複数で応対することもポイントです。
クレーマーはどういう作戦に出るか予想がつきません。
こういう時こそ、社員の連携がものを言います。
「おかしいな?」と思ったら、まずは冷静に判断して、くれぐれも相手の思う壺にならないようにしましょう。

明らかに行き過ぎと思われるクレーム被害は、場合によっては法的に問われ、事件として取り上げてもらえることもあります。
相手はどんなタイミングで隙をついてくるかわかりません。
いざとなった時のためにクレームの実態を把握し、できる範囲の心構えはしておくのがベストな方法と言えそうです。[参考になるサイト:http://xn--pck4e9azds541a6dho8ljy1e.com